2011年8月5日金曜日

WHAT A HELL FUKUSHIMA 8月6日 遂にリリース!!!


Human Recovery Project発、反原発コンピレーションアルバム"What A Hell Fukushima" 遂に完成。8.6 東電前・銀座 原発やめろデモにて販売します。

参加してくれた各バンド、ディストリビューター、レコード店の方々には随時、発送・手渡しいたします。

取り扱い先(順不同、随時更新予定、下記店にて随時販売)
SENSELESS RECORDS(東京・八王子)
Record Shop BASE(東京・高円寺)
RECORD BOY(東京・高円寺)
UK EXTRA(東京・高円寺)
NAT Records(東京・新宿)
DISC SHOP MISERY(広島)
RECORD SHOP ANSWER(愛知・名古屋)
PUNK AND DESTROY(大阪)
toosmell records(東京・吉祥寺)
disc union(関東各地)
record KNOX(茨城・水戸)
SELECT SHOP Charlie(岐阜)
Irregular Rhythm Asylum(東京・新宿)
VOX POPULI(岡山・津山)
Delta Market(神奈川・横須賀)
Age Of Distress(京都)
Waterslide Records(東京)
K-CLUB(高知)
反骨商店 NEVER MIND(沖縄)
bar SIX(沖縄)
Lilmag(東京)
タコシェ(東京・中野)
素人の乱5号店(東京・高円寺)
模索舎(東京・新宿)
CHICK SALE(茨城・土浦)
中野MOONSTEP (東京・中野)
小岩bush bash (東京・小岩)
Acclaim Collective (東京)
sunday worst enemy distro (北海道・旭川)



その他収録各バンド物販や各地ディストロ等にて販売

このCDの売り上げは全て南相馬市へ直接持って行きます。そして、津山発 "HEAL COMP" と連携して、LIVE会場などの販売ブースに並ぶ予定です。
購入して頂いた方には在庫がある限りでファンジン[WANT YOUR VOICE]を付けます。
ジンの内容は主にHRPが3.11の東日本大震災以降行っている被災現地での活動の中で聞いた現地の声を纏めたりした物です。

2011年8月3日水曜日

避難所の子供の楽器を保管できる倉庫の提供募集!

志津川高校避難所が8月中に閉鎖すると新聞で発表がありました。それに伴い、仮設住宅の傍に設置できる子供の楽器(ドラムセットや電子ピアノ等)を保管、または演奏できる倉庫の提供を募集します。

提供または心当たりなどある方はご連絡ください。

pilvetpampi@yahoo.co.jp

志津川高校避難所で、バンドを結成した直後に津波の被害で避難を余儀なくされた中学生の男の子に出会いました。メンバーが揃い音を合わせる前だったそうです。今回第12部隊で避難所に練習用ドラムを届けた際、想像以上の腕前に驚き、音楽に対する熱意を感じました。彼の夢であるバンド活動を応援したいです。

2011年8月1日月曜日

7/3 People's Action!! 報告

ご報告が遅くなり申し訳ありません!
7/3に我々HRPを中心に、オタッパックQBとも連携しながら南相馬市にて行ったPeople's Action!!の報告です。

この日は南相馬市の3カ所の避難所で、歌声支援、スイーツ炊き出し、最後の原町第二中学校ではプロ漫画家による似顔絵、漫画教室、河村宗次郎氏(兵庫県被災者連絡会会長)、月下美紀氏(書家、被爆地広島の語り部)による生活再建に向けての特別講演会とシンポジウムを開催致しました。

前日深夜に東京を出発した我々HRPメンバーは総勢約20名。殆どがアンダーグラウンド音楽シーンを支えるバンドマンが中心。今回の歌声支援は我々HRPがそのようなバンドマンの集まりだからこそできる、『本領発揮』とも言える文化支援でもあるんです。

まず向かったのは、原町石神第一小学校の体育館にある避難所














その後向かったのが原町第一小学校の体育館避難所

この2カ所の避難所では、被災地で歌声支援を何度も行っているプロのジャズピアニストであり、歌唱教室も手がけている川村善一氏と合流し、我々HRPバンドとがバックバンドになり、避難所の方々のリクエストに応え、避難所の方々がマイクを握る『生カラオケ』といった様な形。皆さん生演奏をバックに最初は緊張気味で歌っていましたが、すぐに順番待ちをする程のリクエストで、大盛り上がりでした。


その横では、バナナジュース、クレープのスイーツ炊き出し。クレープ部隊にはフランス料理店で腕を磨いたシェフも擁し、本格的な炊き出しとなりました。
普段ある炊き出しでも、フレッシュな果物を使った甘いものといいうのは中々無いそうで、小さいお子さんから、ご高齢の方まで大変人気でした。



そして最後に向かったのが原町第二中学校。
食堂をお借りして、歌声支援とスイーツ炊き出しに加え、
オタパックQB山本夜羽音氏を中心とするプロ漫画家による似顔絵、漫画教室コーナー

そして兵庫県被災者連絡会会長である河村宗次郎氏による自立復興講演と、世界的書家であり被爆者の語り部としても有名な月下美紀氏による講演会を行いました。
自らが被災者であり、その立場から『復興』『自立』についてのご経験、アドバイスを話して頂きました。

河村氏は阪神淡路大震災で被災し、自らが中心と成り行政に『モノを申して』真の生活再建について訴え続けているご経験から、「みなさんも立ち上がって下さい」と話す。このシンポジウムの前には南相馬市桜井市長との会談も実現し、様々な意見交換が成されました。



そして月下氏は広島で原爆に遭った体験から反核平和運動に奔走。その思いを書道というアートを通じて表現されていらっしゃるので、「いろいろ話すより書いて伝えます」と『生氣』という字を力強く書いて披露して頂きました。


この一日の『支援』は単なる『ボランティア』の慈善的な活動ではなく、真の復興へ向けた直接的な行動であったと思います。今後も我々は『ボランティア』という枠に決してとらわれる事ない、独自の直接行動を展開していきます。